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導入事例-埼玉県白岡市『どこシル伝言板®

認知症高齢者保護情報共有サービス

導入事例-埼玉県白岡市『どこシル伝言板®

QRコードラベルの読み取りで個人情報を開示することなく、発見~保護~ご家族への引渡しまでの行程を早期解決へと導きます。認知症高齢者見守り事業に尽力されている皆様をサポートし、地域の高齢者がいるご家族に安心をもたらすサービスです。

埼玉県 白岡市

トータルで全部含まれている
それが「どこシル伝言板」の魅力

白岡市 健康福祉部
高齢介護課 地域支援担当
社会福祉士 樋熊 康司様

 直近1年間では8件(自治体へ連絡があった件数)の行方不明者が発生。すべて近隣で発見、保護され、早めの対応がとれています。しかし、土日や夜間に行方不明者が発生すると、どうしても対応が遅れるので、そのタイムラグの解消が課題でした。

 今回、導入のきっかけとなったのは、他市で靴に貼るシールが導入された記事を読んだことでした。身元不明者の増加に伴い、他県などの導入事例について調べていました。

 「どこシル伝言板」であればすぐにご家族と連絡が取れ、GPSのように持ち歩かなくてもよく、服や持ち物に貼るシールは有効だと思いました。ランニングコストがかからず、初回の投資だけで済むところも導入に結びついた点です。番号から身元を照会するだけのシステムではなく、トータルで全部(身元判明(ご家族への引渡し後)・個人情報の開示はない・保護者への連絡・引渡し)含まれているところが「どこシル伝言板」の優位性ではないでしょうか。

「番号のみの方がシンプルでいいのでは?」という意見もありましたが、番号も印字されているので、番号での連絡も可能、両方兼ねられることが評価できました。これから増えていくと思われる、認知症徘徊高齢者の問題解決に十分な効果を発揮できるツールだと思います。

自治体データ
自治体名埼玉県白岡市
人口52,381人
65歳以上人口13,590人
高齢化率25.94%
認知症高齢者数1,192人
認知症徘徊件数8件/年
現行の認知症徘徊対策探索機器(GPS)

※認知症徘徊件数は自治体で受理した件数としています
※所属、役職は2017年7月現在のものです

個人情報の管理に不安がある

どこシル伝言板では詳細な個人情報を必要としません。登録時の保護対象者の設定項目は性別・年齢・身体的特徴・既往症・保護時の注意事項等とニックネームのみです。個人情報の取得と管理の必要がなく、外部への個人情報の提供もないため漏洩の危険がありません。連絡のためのメールアドレスは3名分登録できますが、発見者には開示されません。

時間外のケースに対応しきれない

土日祝日や夜間に捜索願が出された場合の対応の遅れが深刻な問題へと発展しています。行方不明はいつ発生するかわからないので、どのような場合にも対応できるよう、普段からの備えが必要。どこシル伝言板は情報を仲介する機関などが存在せず、発見者にQRコードを読み取ってもらえれば、伝言板サイトを通じて直接保護者に連絡が入るので、24時間365日いつでも保護対象者を迎えにいくことができます。

やり取りに時間がかかる

発見→身元確認→連絡等に時間がかかり、保護対象者に多くのストレスを与えているのが現状です。どこシル伝言板では保護者と発見者間は、伝言板サイトにてチャット形式で直接行われるので、連絡先を交換することなく迅速にやり取りできます。伝言板は発見者と保護者のみに公開されますが、事務局(自治体)側はすべての保護対象者の行方不明状況を一覧で確認できます。

外部委託費など経費を削減したい

見守りシステムなど業務委託をした場合、システム導入費や利用料、コールセンターの設置費用など、想定外の費用が発生する場合があります。どこシル伝言板で必要なのはQRコードのラベル(シール)購入費のみ。仲介する機関を入れず、保護者と発見者が直接やり取りをすることで、この料金体系が実現できました。

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