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導入事例-埼玉県日高市『どこシル伝言板®

認知症高齢者保護情報共有サービス

導入事例-埼玉県日高市『どこシル伝言板®

QRコードラベルの読み取りで個人情報を開示することなく、発見~保護~ご家族への引渡しまでの行程を早期解決へと導きます。認知症高齢者見守り事業に尽力されている皆様をサポートし、地域の高齢者がいるご家族に安心をもたらすサービスです。

埼玉県 日高市

閉庁時の対応、負担軽減が課題。
警察↔保護者で早期解決!

日高市 健康推進部
長寿いきがい課
課長 大沢 宗明様

日高市 健康推進部
長寿いきがい課
主査 山口 英幸様

 日高市では、認知症による徘徊行方不明の事例は実態として少なく、現在ほとんどありません。しかし、高齢化率が30%を超えたので、対策を本格化しなければならないと感じていました。GPSは導入していますが、やはりGPSを持たず外出してしまうケースも多く、近隣の自治体で類似のサービスが導入されたことをきっかけに、他のサービスへの検討を進めました。

『QRコードの読み取り→自治体へ連絡」といった自治体を仲介する方法以外を探していたところ、「どこシル伝言板」を知りました。警察においても時間短縮が見込め、個人情報を照会することなく解決できるところがどこシル伝言板の魅力。個人情報を公開せずやりとりを進めることができる点も安心できました。日中や夕方以降徘徊が発生した場合、職員不在で対応に時間がかかります。警察での保護後は、自治体で早急に対応を引き継がねばなりません。身元を確認し、病院を探したり、生活保護担当と連絡を取るなど、ご家族の元へ帰るまでの時間と自治体の負担を考えると、仲介なく解決できることは非常に有益です。警察で保護となった場合でも、QRコードを読めば警察とご家族間で連絡がとれます。ご本人の体力的、精神的な負担の面でかなりの負担軽減になると思います。

自治体データ
自治体名埼玉県日高市
人口56,497人
65歳以上人口17,150人
高齢化率30.36%
認知症高齢者数介護認定者数の内、約400人と推測
認知症徘徊件数ほぼなし
現行の認知症徘徊対策探索機器(GPS)

※認知症徘徊件数は自治体で受理した件数としています
※所属、役職は2017年7月現在のものです

個人情報の管理に不安がある

どこシル伝言板では詳細な個人情報を必要としません。登録時の保護対象者の設定項目は性別・年齢・身体的特徴・既往症・保護時の注意事項等とニックネームのみです。個人情報の取得と管理の必要がなく、外部への個人情報の提供もないため漏洩の危険がありません。連絡のためのメールアドレスは3名分登録できますが、発見者には開示されません。

時間外のケースに対応しきれない

土日祝日や夜間に捜索願が出された場合の対応の遅れが深刻な問題へと発展しています。行方不明はいつ発生するかわからないので、どのような場合にも対応できるよう、普段からの備えが必要。どこシル伝言板は情報を仲介する機関などが存在せず、発見者にQRコードを読み取ってもらえれば、伝言板サイトを通じて直接保護者に連絡が入るので、24時間365日いつでも保護対象者を迎えにいくことができます。

やり取りに時間がかかる

発見→身元確認→連絡等に時間がかかり、保護対象者に多くのストレスを与えているのが現状です。どこシル伝言板では保護者と発見者間は、伝言板サイトにてチャット形式で直接行われるので、連絡先を交換することなく迅速にやり取りできます。伝言板は発見者と保護者のみに公開されますが、事務局(自治体)側はすべての保護対象者の行方不明状況を一覧で確認できます。

外部委託費など経費を削減したい

見守りシステムなど業務委託をした場合、システム導入費や利用料、コールセンターの設置費用など、想定外の費用が発生する場合があります。どこシル伝言板で必要なのはQRコードのラベル(シール)購入費のみ。仲介する機関を入れず、保護者と発見者が直接やり取りをすることで、この料金体系が実現できました。

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