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導入事例-千葉県 千葉市『どこシル伝言板®

認知症高齢者保護情報共有サービス

導入事例-千葉県 千葉市『どこシル伝言板®

QRコードラベルの読み取りで個人情報を開示することなく、発見~保護~ご家族への引渡しまでの行程を早期解決へと導きます。認知症高齢者見守り事業に尽力されている皆様をサポートし、地域の高齢者がいるご家族に安心をもたらすサービスです。

千葉県 千葉市

発見者とご家族でのやりとりで早期解決
自治体は履歴や実績の管理も簡単に

千葉市
保健福祉局 地域包括ケア推進課 医療政策班
主任主事 渡辺大樹様

 千葉市で行っているSOSネットワーク事業の依頼件数は、平成29年度は65件となっており、件数は年々増加しています。
 認知症高齢者の方のご家族からは、徘徊に対する心配や不安を抱えており、どのように寄り添えばよいかという相談がたびたび寄せられていました。また、既に地域において見守り活動を行っている方や徘徊模擬訓練を体験した方からは、認知症高齢者の方と応対する場合に、その方法は人によって異なることから、糸口を見つけ出すことに苦慮するという課題が指摘されていました。

 認知症による徘徊があった場合、SOSネットワークを活用した情報提供の呼びかけやGPS端末の貸与事業を実施してきましたが、GPS端末の貸与事業では、利用率が低調な状況が続いているとともに、対象となる高齢者の方がGPS端末を自宅に置いたまま徘徊するケースがある等の課題を抱えていました。 また、認知症高齢者の方が警察等で保護された場合に、ご本人が氏名や住所等をうまく伝えられないことがあり、対応に苦慮するケースが年々増えているとの指摘がありました。

 近年、認知症高齢者見守りに関するサービスが多様化しているとともに、認知症サポーター等を含めた市民と協力し、地域における認知症高齢者の見守り体制を強化する必要がありました。 そのため、多くの協力者を得られる認知症高齢者見守りサービスの導入に向けた検討を進めることとなりました。

 「どこシル伝言板」は、自治体の対応が遅れがちになる夜間や土日において、直接、発見者と対象者のご家族等の間でやりとりが可能です。また、認知症高齢者の方の履歴や実績の管理がシステム内で容易に行うことができる点も、導入の決め手となりました。

 高齢化の進展には地域差がありますが、認知症高齢者を取り巻く諸問題は、日本が抱える今後の大きな社会的課題と捉えます。 認知症高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、自治体は一律的・画一的な手段を用いるのではなく、そのサポートの手段として多くの引き出しを用意する必要があると考えます。 その一つの引き出しとして、多くの利点がある「どこシル伝言板」が普及していくことを期待しております。

自治体データ
自治体名千葉市
人口969,782人(平成30年6月末現在)
65歳以上人口247,781人(平成30年6月末現在)
高齢化率25.55%(平成30年6月末現在)
認知症高齢者数21,261人(平成29年9月末現在推計値)
認知症徘徊件数65件(平成29年度 SOSネットワーク事業の依頼件数)

千葉市 高齢者保護情報共有サービス
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/hokatsucare/hogo-joho.html

事業チラシ(PDF:3,243KB)
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/hokatsucare/documents/hogojoho_flyer.pdf

千葉市ホームページ http://www.city.chiba.jp/

※所属、役職は2018年7月現在のものです

個人情報の管理に不安がある

どこシル伝言板では詳細な個人情報を必要としません。登録時の保護対象者の設定項目は性別・年齢・身体的特徴・既往症・保護時の注意事項等とニックネームのみです。個人情報の取得と管理の必要がなく、外部への個人情報の提供もないため漏洩の危険がありません。連絡のためのメールアドレスは3名分登録できますが、発見者には開示されません。

時間外のケースに対応しきれない

土日祝日や夜間に捜索願が出された場合の対応の遅れが深刻な問題へと発展しています。行方不明はいつ発生するかわからないので、どのような場合にも対応できるよう、普段からの備えが必要。どこシル伝言板は情報を仲介する機関などが存在せず、発見者にQRコードを読み取ってもらえれば、伝言板サイトを通じて直接保護者に連絡が入るので、24時間365日いつでも保護対象者を迎えにいくことができます。

やり取りに時間がかかる

発見→身元確認→連絡等に時間がかかり、保護対象者に多くのストレスを与えているのが現状です。どこシル伝言板では保護者と発見者間は、伝言板サイトにてチャット形式で直接行われるので、連絡先を交換することなく迅速にやり取りできます。伝言板は発見者と保護者のみに公開されますが、事務局(自治体)側はすべての保護対象者の行方不明状況を一覧で確認できます。

外部委託費など経費を削減したい

見守りシステムなど業務委託をした場合、システム導入費や利用料、コールセンターの設置費用など、想定外の費用が発生する場合があります。どこシル伝言板で必要なのはQRコードのラベル(シール)購入費のみ。仲介する機関を入れず、保護者と発見者が直接やり取りをすることで、この料金体系が実現できました。

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